2020年11月に開催された、太平洋フェリーの3船乗り比べツアーに参加してきました!
その際にきそといしかりそれぞれの1等インサイド客室に泊まったので、1等インサイドってどんな部屋?をまとめました。
※きたかみの1等クロスツインにも乗ったのでこちらは別記事で書けたらと思います!
そもそも「1等インサイド」とは?
1等=個室、インサイド=海が見えない内側の部屋のことです。
いしかり・きそ共に1等インサイドの部屋にはシングルベッドが2つあり、定員2名です。
通常期には1名でも予約することができます。
S寝台との違い
S寝台と違い、1等インサイドは
・個室(自分だけのスペースとして鍵がかけられる)
・部屋にトイレがある
・部屋にシャワーブースがある
・冷蔵庫がある
・S寝台より広い(狭めのビジネスホテルみたいな感じ)
・タオルと部屋着、スリッパ、歯ブラシ、ドライヤー、お茶セットなどが備え付けられている
・大きい鏡があり身だしなみを整えやすい
などのメリットがあります。
タオルと部屋着↓
宿泊するときはプライベート感がないとくつろげない人は、断然1等を選ぶべきです!
周りに気を使わなくていいのでほんとにビジネスホテル感覚。
安いしS寝台で十分だと思ってましたが、1等を体験してしまうと戻れない…!
見た目も完全にビジホ。ちょっと揺れるビジホです。
また、S寝台以下の相部屋は大部屋になります。
複数人が同じ鍵を使って出入りするので、その気になれば同室の人の荷物を盗むことができちゃいます。
しかし1等の個室なら盗難リスクゼロなので安心できます!
めんどくさがりやの人も、荷物を広げっぱなしで放り出してデッキに出たりしても大丈夫!
というわけで、多少お金を払っても構わないからプライベート空間やセキュリティ重視な人は1等がいいと思います。
参考記事:いしかりS寝台利用レポ
1等インサイドの設備・環境について
まずはきそ・いしかりの共通点から。
テレビ
テレビはあるけど、陸地から離れて電波が途切れると映らなくなります。
画質も、文字は読みづらいぐらい荒いです。
まともに見られると思ってはいけない!
船の上でもニュースを仕入れることはできるよ、ぐらいに思っておくのがベスト。
冷蔵庫
ビジネスホテルによくある感じの普通の小さな冷蔵庫。
電波は届く?
船の内側に位置するお部屋なので、電波は期待できません。
デッキではスマホの電波が届く地域にいても、1等インサイドの部屋内に移動すると圏外になってしまいました。(電波がしっかりある、出港前の港で検証)
なお、きたかみのクロスツインは、同じ1等でも船の外側にあるので、電波もデッキと同じように入ります。
冷暖房と乾燥
空調は温度調節が自由にできます。
そのせいか、口が凄く乾く!
なので飲み物の持ち込み必須です!
冷蔵庫があるので多めに持ち込みましょう。
船内の売店、自販機でも買うことはできます。(陸地で買うのよりほんの少し高い程度)
いしかりときその一番の違いは窓の有無!!
ここからはいしかりときその1等インサイドの違いです。
同じ1等インサイドでもいしかりときそで決定的な違いが窓でした。
きそには窓があるけど、いしかりには窓がない!!
きその1等インサイド
飾り窓のようですが、しっかり日光が入りました!!
夜はこんなんでしたが…
↓
朝になったらめっちゃ明るい!!
海は見えないけど外の光は入るので、日中は明るいです。
なお、すりガラスっぽくなっているので向かいの部屋の人と目が合うことはありません。安心。
いしかりの1等インサイド
一方、いしかりの1等インサイドは完全に密閉。
窓っぽいものすらありません。
日中も暗くてちょっと残念だったので、あまり部屋にはいませんでした。
いしかりでは1等インサイド・S寝台のどちらも日光が入らないので、安さ優先ならS寝台で十分かもしれせん。
どちらに泊まっても日中は共有スペースに出ると思いますので。
暗くてもいいから個室がいい!という人はいしかりでも1等インサイドにしましょう。
個室はやっぱりくつろげ方が違う!
まとめ
・1等インサイドは海が見えない個室
・ビジネスホテル程度のアメニティがある
・きそは窓から日光が入るがいしかりは窓なし
という感じでした!!
個人的には次に太平洋フェリーに乗るなら、
・きそなら1等インサイド
・いしかりならS寝台を
選ぼうかなと思います。
みなさんも自分に合ったお部屋で快適な船の旅をお楽しみください〜!!
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